40代後半、更年期になってからめまいに悩まされています。
めまいとは本当にひどい症状で、これが出ると座っていることも辛く、寝ているしかありません。
めまいの原因を探るには何かに行けばいいのかというところも迷うところです。
病院はどこに行けばいいか、めまいに効果がある薬などについてわたしの経験に基づいてご紹介します。
めまいの症状は?
めまいといっても、症状は人によってそれぞれ異なるようです。
代表的なめまいの症状としてあげられるのは
- 体がフラフラする
- 天井がぐるぐる回っているように感じる
- 床が揺れているような感じでまっすぐ歩くのが困難
などが見られます。
私の場合は、頭にモヤがかかったような感じがして天井や床といった自分の身の回りのものが揺れているというよりは、自分の頭がクラクラするような感じで、車に酔ったときのような居心地の悪さと具合悪さを感じるめまいです。
病院を受診すると、「ぐるぐる回るめまいですか」、「ふわふわするめまいですか」と聞かれるのですが、私のような症状の場合ふわふわするめまいに該当すると思います。
どのようなめまいと言われても、症状は人によってそれぞれ少しずつ違うし、感じ方も異なるので、2択で言われると選びがたい気がするのですが、ぐるんぐるん世界が回ったり、揺れたりするようなめまいの場合はぐるぐる回るめまい、自分がフラフラしたり、車酔いをしたときのような気持ち悪さを感じる時はふわふわのめまいに該当するかと思います。
女性に多いめまいの原因は?
めまいを発症するのは女性が多いようです。
病気ではなくても、天気が悪いときはめまいが起こる人も少なからずいるようです。
耳鼻科の医師によると、天気が悪いとめまいや頭痛が起こる事の因果関係ははっきりとわかっていないようですが気圧の変化ではないかと言われているとのこと。
めまいが起こる代表的な病気には
- メニエル病
- 良性発作性頭位めまい症
- 加齢性平衡障害(加齢によるふらつき)
- 更年期障害
- 自律神経失調症
- ストレス
などが挙げられます。
その他に高血圧や、脳の疾患、難聴などの耳の疾患によるものなど、めまいの原因は様々なものがあります。
めまいの対処法・私の場合
めまいが起こると、自分の体が不安定になり危険ですし、気持ち悪い感じもするので、まずは安静にするようにしましょう。
私の場合、目で周囲のものを見るのもしんどかったり、周囲の音が普段以上にうるさく聞こえる等の症状もあるために、テレビ等の音は消し、目をつぶって、さらに目の上にタオルを置くなどして、刺激を遮断するようにしています。
この時タオルを蒸しタオルにして目の周りを温めるようにすると楽になります。
耳鼻科の医師によると、血流の悪さもめまいに影響していることが多いとのことで、私は結構良くする薬を処方してもらったところ、めまいがかなり改善しました。
更年期になってから、かなり血流が悪いことは自覚おり、結構不良の時には肩こりや首のコリ、さらには顔のコリまで発症します。
蒸しタオルを目の周辺に乗せる事によって、血行が良くなり、目の見えにくさや、顔のコリが取れるのです。
私の場合、そうするとめまいも軽減します。
蒸しタオルは、水で濡らしたタオルをレンジで20秒から30秒ほどチンすると簡単に出来上がります。
かなり熱いですので、適度に冷ましてから目の上に乗せるようにしてください。
めまいが起こって安静にするときの姿勢ですが、取る姿勢によってはめまいが悪化してしまうこともあるようです。
私の場合ソファー等に深く腰をかけで頭が剃るような姿勢になってしまうとめまいがひどくなってしまいます。
そのためめまいが起こったら横になって安静にするようにしています。
めまいが起こったら、体を横にして、体の力を抜くように心がけると良いと思います。
どんな病院、何科に行けばいい?
めまいの症状があっても、原因は自分ではわかりませんから、病院はどこに行ったらいいのかと迷うと思います。
私もそうでした、
私の場合は、母親が橋本病であるために、まずそちらを疑い、耳鼻咽喉科に行きました。
しかし検査をした結果、橋本病やメニエール病といっためまいを引き起こす秒の疑いはないと診断されました。
耳鼻咽喉科の医師にはストレスとか疲れとか言われましたが、その後も長く続きましたし、心配で内科に行ってみることに。
どこか体の調子が悪いところがあってめまいという症状が出ているのではと疑ったためです。
しかし、内科の受付で症状を話すとまず脳神経外科に行った方が良いとアドバイスされ、さらにMRIがある病院を紹介してくれたので、そちらを受診。
MRIは行ってすぐできるものではなく、予約をしてから再度受診という形でしたが、小脳梗塞などの症状も全く見られず、脳は正常と診断されました。
脳神経外科の先生にそれではめまいの原因は?と尋ねたところ、「年齢的にまだ若い気がするが、あとは婦人科へ行った方が良い」とアドバイスされ、婦人科へ行くとこにしたのです。
婦人科での診断の結果、更年期障害によるめまいと診断されました。
そして、医師からこの受診の順番は正解だったと言われました。
特に更年期の女性の場合は、めまいを発症する疑いの濃い病気の順番に受診し、原因を潰していった方が良いようです。
めまいの症状が起こったら
- 1、 脳神経外科
- 2、 耳鼻科
- 3、 婦人科
の順番で受診するといいでしょう。
私は母の持病もあって最初に耳鼻科に行きましたが、脳梗塞などが原因だった場合一刻も早い治療が必要です。
また、橋本病やメニエール病も早期に治療することで、薬の服用で普通に暮らせます(母がそうです)
更年期障害もつらいものですが、すぐさま命に関わるものではないし、他の可能性を潰せば更年期障害によるめまいと診断がつきやすいです。
めまいに効く薬
めまい止めの薬は市販品ではあまりないのが現状です。
病院の薬が効かなかった
耳鼻科でもらった血行を良くする薬はめまいの軽減に役に立ちましたが、めまい止めとしてもらって薬は服用すると喉の詰まりや乾きを激しく感じる副作用が出て、服用するのが困難でした。
具合悪いのを直そうとして具合が悪くなっていたのではしょうがないですし。
最終的に更年期障害によるめまいと診断してくれた婦人科でもらった薬が、これがまるで効かない。
仕事にも支障が出るし本当に弱り果てました。
酔い止めの薬がめまいに効く?
市販でめまい止めの薬はないかと思ったのですが、市販でめまい止めとして売っている薬ってないのです・・・。
口コミでめまいにも効果があると言われていたのが車酔いの薬「アネロンニスキャップ」
いろいろが種類がありますが、私が飲んで舞に効果があったのはこれだけです。
かなり効果があったのですが、強い薬のようで病院からもらってめまい止めのように喉が圧迫されるような副作用がありました。
さらに、酔い止めですから1箱に少ししか入っていなくて、毎日の無用の薬ではないのでコスパは悪いし、胃痛などの副作用も心配でした。
ただ、効果があったので出先や勤務中にめまいが出た時のためにいつも持ち歩いていました。
効果があって継続して飲める漢方薬
めまいをなんとかしたくて行き着いたのが漢方薬の「苓桂朮甘湯(リョケイジュツカントウ)」です。
西洋薬でめまい止めと銘打って売っている薬ってほぼないのですが、唯一漢方薬の苓桂朮甘湯だけは、はっきりめまい止めとして売っています。
これが私にはものすごく効果があった。
これまでの経験と私の勝手な印象で憲法薬は服用していくうちに少しずつ効果が現れるものと思っていたのですが、苓桂朮甘湯はすぐに効きました!
こんなにめまいに効く漢方があるなんて!と超感動。
そして私にあっていたのがツムラの苓桂朮甘湯です。
苓桂朮甘湯は何社からか出ているのですが、効果が同じではなかったです。
何が違うかというと1日に飲む量の漢方薬の含有量。
私が飲んだ中で一番含有量が少ないのがクラシエ。
これ、私には効果なし。
一番含有量が多かったのが小太郎漢方製薬のもの。
これはツムラが手に入らなかったときに薬局で買ったものでしたが、喉の圧迫感があり、頭がクラクラし、ちょっと仕事ができない状態に。
確認したら、一番量が多かったです。
私の体にあっていた含有量がツムラのものだと思います。
しかも継続して服用できる。
漢方薬のめまい止めと出会ったことで、私は劇的に楽になりました。
薬局で相談するのがベスト
漢方薬は本来であれば、専門の薬局などでカウンセリングを受けなながらその人に合ったものを選び、量を決めるのがベストだそうです。
漢方は通常、西洋薬のように痛い時だけに飲むというものではなく継続して飲む薬が多いのですが、経過を観察するのも大切だそう。
しかし、私のように田舎で漢方薬の薬局が無い場合、通販で買うしかない。
通販で購入する際は薬の含有量を確認してから買うといいと思います。
また、ネット上でカウンセリングを受けられる漢方薬のお店もあるようなのでそれを利用すると安心ですね。
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